むし歯が深い場合の処置

タイトル背景

むし歯が深い場合の問題点

むし歯は歯の表面から奥に進行します。C2と呼ばれエナメル質だけでなく象牙質(ぞうげしつ)も感染している状況になります。

むし歯で失われた部分が2mm以上ある場合、一般的な保険診療(感染箇所を取り除いてかぶせ物をする)を行うと、様々な問題が起きやすくなるので、将来的な歯の寿命を考えると、注意が必要です。

そのまま詰め物・被せ物をすることにより起こりうる問題

  • 知覚過敏や痛みが出てしまう。
  • 残っている歯質が欠けてしまう。
  • 上記の観点から、長期間で歯を守ることが難しくなります。

そこで、保険診療の範囲では、国の定めるセメントを用いて保護する方法があります。保険の適応が可能なので安価に治療できますが、その一方で以下のデメリットがあります。

セメントを用いて保護する方法により起こり得る問題

  • 練り固めたセメントを置き固めるだけなので、歯に接着しません。
  • セメントを練る過程で気泡が発生すると、強度が不足します。
  • 上記の観点から、長期間で歯を守ることが難しくなります。

むし歯が神経近くまで進行し、デリケートな状態

エナメル質は非常に硬い組織であるのに対して、象牙質はやわらかくてどんどんむし歯が進行します。象牙質の先には歯の神経があり、感染が神経まで至ると歯の神経を抜く必要が出てきます。

歯の寿命は神経がある・ないで大きな差があります。そのため将来的に何本の歯を健康な状態で残せるかは、この段階でいかに長くむし歯を食い止めるかが重要なポイントになります。

歯の神経を失うと起こりうる問題

  • 神経が生きている歯に比べ、神経を失った歯の寿命は短い。
  • 保険診療での神経を取り除く治療後、レントゲンで再発が認められる割合は45〜70%と、再発率が非常に高い。
  • 歯の感覚(熱い / 痛い / 痛い)がなくなり、新たに虫歯になっても自分で気づきづらい。
  • 一度失った神経は2度と戻りません。
  • 歯が変色します。(グレーっぽくなる)
  • 栄養源が無くなり、もろく欠けやすくなります。
  • 血流を喪失し歯の免疫機能がなくなるため、再感染のリスクが高まります。

歯の神経を残すためにできること

  • 正しいブラッシングをマスターすること。
  • むし歯にならないように、予防すること。
  • むし歯になっても、C2の時に治療を終えること。
  • 神経に近いむし歯の場合、なるべく長持ちする方法で治療すること。

そこで、深いむし歯治療を行う際はこれらの問題を解決するために、修復物以外の材料で補強する処置や長持ちする修復物を選ぶことが可能です。

イミディエイトデンティンシーリング

イミディエントデンティンシーリングとは、深いむし歯の部分に対して歯と化学的に結合できる高品質な材料などを用いて歯質や神経を保護する方法です。この治療法を活用することにより、歯を削る量を最小限にすることが可能になります。

また通常、神経の治療が必要なほどの虫歯であったとしても神経を保存できる可能性があります。

治療前

治療前

金属を除去した写真。一見綺麗に金属が入っていても、中が虫歯であることも多いです。

治療中

治療中

神経が一部、露出してしまった歯に対してイミディエイトデンティンシーリングを行ないました。

治療後

治療後

神経を残す事が出来たため、健康な歯を削らず、詰め物ができました。

なお、この治療は保険適用外のため、自費診療となります。現在、1本の歯に対し保険診療と自費診療をMixして治療を行うことは国のルールで禁止されています(混合診療の禁止)。

詰め物・かぶせ物の種類

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私たちが治療します
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