詰め物・かぶせ物の種類

タイトル背景

歯の健康寿命を長くするために

歯は一度削るともう戻ってこない、大切な身体の一部です。
1本の歯を生涯で5回治療すると、5回目の治療は抜歯になると言われています。

一度むし歯になった歯がなるべく長持ちするようにするには、むし歯治療で歯を削る量を最小限にすること、より長持ちする材料で治療することがポイントになり、詰め物・かぶせ物の選択は重要です。

当院では学術的根拠に基づき、接着システムをしっかり理解した歯科医師が治療にあたります。着ける部分や着ける材質により何種類もあるセメントやボンディング材を使い分けて、より長持ちする修復物でむし歯を治療します。

詰め物・かぶせ物を作成する歯科技工士。

当院では院内に技工室があるため、前歯かぶせ物治療時など、場合によっては、直接患者さんと相談する場合もあります。

具体的にどんな材料で詰め物やかぶせ物を治療するか紹介します。

浅いむし歯の詰め物

浅いむし歯の場合

(1)保険適用のCR(コンポジットレジン)
(2)保険適用外の3Dダイレクトボンディング

の詰め物を使用します。

(1)一般的なCR処置

一般的なCR処置とは

CRとはコンポジットレジンの略で、プラスチックの一種です。柔らかい状態で歯に詰めて、形を整えた後、特殊な光をあてて硬くします。

一般的なCR処置では、むし歯の感染部位を削った後、歯の色に近いCRを詰めます。最小限に削り詰められますが、保険適用のため国の決めた材料や手技で治療します。
治療時間は15~20分と短く、即日修復可能です。保険適用で経済的ですが、国の決めた材料や手技で治療する必要があります。

一般的なCR処置

治療前

むし歯になっている部分を削ります

治療中

歯の色と同じレジン(プラスチック)を詰めます

治療後

形を整え、治療は完了です

一般的なCR処置の機能性と審美性

歯の色に近い色を選べます。国が決めた材料に準じるため、A1、A2、A3…等の色から選びます。ただし、時間経過とともに着色し、経年劣化します。
また、材質も接着剤も保険適用の素材の中から選ぶため、3Dダイレクトボンディングより劣ります。

(2)3Dダイレクトボンディング

3Dダイレクトボンディングとは

3Dダイレクトボンディングにおいても歯を削る量を最小限にとどめ、詰め物をします。保険適用外の治療ですが、審美性・耐久性・機能性にすぐれています。
ただし治療時間は60〜90分とやや長めになります。

3Dダイレクトボンディングの機能性と審美性

国が決めた材料と手技以外の高品質の接着剤を使用できます。当院では大学での研究データの良いものを使用し、根拠に基づいた最適な接着システムを選んで治療します。
また、3Dダイレクトボンディングでは、ご自身の希望される色調を再現するために色を何色も使用しながら詰めます。歯の色調・明度・形態を再現出来るため、審美的に満足いただける治療が可能となります。また色が変色した場合などは、3年以内であれば何度でも無料で再調整をさせていただきます。

一般的なCR処置 3Dダイレクトボンディング
治療時間 15~20分
最小限に削り、詰めます。
短時間かつ即日修復が可能です。
60~90分。
最小限に削り、色を何色も使用しながら詰めるため、時間がかかります。
色合わせ・形態 国が決めた材料に準じます。A1、A2、A3…等の色から選びます。単色です。 色調・明度・形態を再現するため、沢山の色を重ねて仕上げます。
処置の特徴 保険適用で経済的です。
国の決めた材料と手技で治療します。
審美性・耐久性・機能性を重視。
最適な材料と手技で治療します。特に接着剤は大学での研究データの良いものを使用します。
治療のデメリット 短時間で修復できますが、強度が劣るのと変色してしまうのが欠点です。 治療に時間と費用がかかりますが、審美性・耐久性・機能性において優れています。

中程度のむし歯の詰め物

中程度のむし歯でつめ物を行う治療の場合

(1)セラミック
(2)ジルコニア
(3)プラスチック
(4)金属

の詰め物を使用します。
なお、以下表内の数値データは個人差・症例差がありますので、目安としてご利用ください。

(1)セラミック

セラミック
耐久性

10年約90%

審美性

ほとんど変色しない

治療回数 1~3回

セラミックというと審美歯科の印象をお持ちの方がいますが、歯と化学的に結合するという点で優れた機能性があり、長期にわたり長持ちします。むし歯の大きさにより金額が異なります。
10年間耐久は約90%。

セラミック治療の詳細

(2)ジルコニア

ジルコニア
耐久性

10年約90%

審美性

ほとんど変色しない

治療回数 2~3回

ジルコニアはセラミックのように白い素材ですが、透明感や審美性、接着力はセラミックに劣ります。ただしセラミックよりも強度が高く、咬む力の強い人に適しています。むし歯の大きさにより金額が異なります。
10年間耐久は約90%。

(3)プラスチック

プラスチック
耐久性

1~3年

審美性

1~2年で変色

治療回数 1~2回

治療後しばらくは審美性にすぐれていますが、プラスチック素材で変色・着色しやすく1〜2年で変色します。耐久性は1〜3年が目安です。
保険適用のケースと保険適用外のケースがあります。

(4)金属

金属
耐久性

約5.4年

審美性

金属色

治療回数 2~3回

保険適用のため、1回の治療費としては経済的です。
歯茎が黒く変色することがあります。
また、金属と歯は化学的に結合することができません。金属と歯のすき間をセメントでふさぎます。ただし、時間がたつとセメントが溶けだし、中に汚れが入る原因となるため、むし歯再発のリスクがあります。

前歯のかぶせ物

C2の大きなむし歯やC3に進んだの根の治療をした歯では

(1)セラミック
(2)ジルコニア
(3)プラスチック
(4)プラスチック+銀歯<前装冠>

のかぶせ物を使用します。

なお、下記表内の治療回数はかぶせものを作る治療で、根の治療などは含まれていません。
数値データは個人差・症例差がありますので、目安としてご利用ください。

(1)セラミック

キャラクタライズプラス
キャラクタライズプラス
ハイポリッシュ
ハイポリッシュ
キャラクタライズプラス ハイポリッシュ
耐久性

10年約90%

審美性

ほとんど変色しない

ほとんど変色しない

治療回数 1~3回 1~2回

(2)ジルコニア

ジルコニア
耐久性

10年約90%

審美性

ほとんど変色しない

治療回数 2~3回

ジルコニアはセラミックのように白い素材ですが、透明感や審美性、接着力はセラミックに劣ります。ただしジルコニアよりも強度が高く、咬む力の強い人に適しています。むし歯の大きさにより金額が異なります。
10年間耐久は約90%。

(3)プラスチック<ハイブリッド>

プラスチック<ハイブリッド>
耐久性

5年が目安

審美性

1~2年で変色

治療回数 2~3回

見た目は白いプラスチック素材ですが、セラミックの性質と比較すると強度・耐久性が劣ります。また材質が柔らかく、すり減りやすいのも特徴です。
ただし、価格を抑えてメタルフリー処置ができるのは魅力的です。
白い歯にできますが、経年変色します。保険適用。

(4)プラスチック+銀歯<前装冠>

プラスチック+銀歯<前装冠>
耐久性

約7.1年

審美性

金属色

治療回数 2~3回

表面はプラスチックで白いですが、金属を使用しているため透明感はありません。
また歯肉が黒く変色することがあります。保険適用のため、価格が一番安いです。
また、金属と歯は化学的に結合することができません。金属と歯のすき間をセメントでふさぎます。ただし、時間がたつとセメントが溶けだし、中に汚れが入る原因となるため、むし歯再発のリスクがあります。

小臼歯のかぶせ物

小臼歯(前から数えて4・5本目の歯)にC2の大きなむし歯やC3に進んだの根の治療をした歯では

(1)セラミック
(2)ジルコニア
(3)プラスチック
(4)金属

のかぶせ物を使用します。

なお、下記表内の治療回数はかぶせものを作る治療で、根の治療などは含まれていません。
数値データは個人差・症例差がありますので、目安としてご利用ください。

(1)セラミック

キャラクタライズプラス
キャラクタライズプラス
ハイポリッシュ
ハイポリッシュ
キャラクタライズプラス ハイポリッシュ
耐久性

10年約90%

審美性

ほとんど変色しない

ほとんど変色しない

治療回数 1~3回 1~2回

キャラクタライズプラスとは、セラミックの一種で、セラミックに色を重ねて焼き上げるためとても自然な仕上がりになります。お口の中の他の歯と合わせるのに最も適しています。
ハイポリッシュとは、セラミックの一種で、セラミックの表面を徹底的に磨き上げます。透明感のある仕上がりになるので、口元をきれいに見せたい方に最も適しています。

セラミック治療の詳細

(2)ジルコニア

ジルコニア
耐久性

10年約90%

審美性

ほとんど変色しない

治療回数 2~3回

ジルコニアはセラミックのように白い素材です。透明感や審美性、接着力はセラミックに劣ります。ただしジルコニアよりも強度が高く、咬む力の強い人に適しています。むし歯の大きさにより金額が異なります。
10年間耐久は約90%。

(3)プラスチック<CAD/CAM冠>

プラスチック<CAD/CAM冠>
耐久性

2~3年が目安

審美性

1~2年で変色

治療回数 2~3回

見た目は白いプラスチック素材ですが、セラミックの性質と比較すると強度・耐久性が劣ります。また材質が柔らかく、すり減りやすいのも特徴です。
ただし、価格を抑えてメタルフリー処置ができるのは魅力的です。
白い歯にできますが、経年変色します。保険適用。

(4)金属<銀歯>

金属<銀歯>
耐久性

約7.1年

審美性

金属色

治療回数 2~3回

歯茎が黒く変色することがあります。
金属のためプラスチックよりも強度があります。保険適用のため、価格が一番安いです。
また、金属と歯は化学的に結合することができません。金属と歯のすき間をセメントでふさぎます。ただし、時間がたつとセメントが溶けだし、中に汚れが入る原因となるため、むし歯再発のリスクがあります。

大臼歯のかぶせ物

大臼歯(前から数えて6・7・8本目の歯)にC2の大きなむし歯やC3に進んだの根の治療をした歯では

(1)セラミック
(2)ジルコニア
(3)プラスチック
(4)金属

のかぶせ物を使用します。

なお、下記表内の治療回数はかぶせものを作る治療で、根の治療などは含まれていません。
数値データは個人差・症例差がありますので、目安としてご利用ください。

(1)セラミック

キャラクタライズプラス
キャラクタライズプラス
ハイポリッシュ
ハイポリッシュ
キャラクタライズプラス ハイポリッシュ
耐久性

10年約90%

審美性

ほとんど変色しない

ほとんど変色しない

治療回数 1~3回 1~2回

キャラクタライズプラスとは、セラミックの一種で、セラミックに色を重ねて焼き上げるためとても自然な仕上がりになります。お口の中の他の歯と合わせるのに最も適しています。
ハイポリッシュとは、セラミックの一種で、セラミックの表面を徹底的に磨き上げます。透明感のある仕上がりになるので、口元をきれいに見せたい方に最も適しています。

セラミック治療の詳細

(2)ジルコニア

ジルコニア
耐久性

10年約90%

審美性

ほとんど変色しない

治療回数 2~3回

ジルコニアはセラミックのように白い素材ですが、透明感や審美性、接着力はセラミックに劣ります。ただしジルコニアよりも強度が高く、咬む力の強い人に適しています。むし歯の大きさにより金額が異なります。
10年間耐久は約90%。

(3)プラスチック<CAD/CAM冠>

プラスチック<CAD/CAM冠>
耐久性

2~3年が目安

審美性

1~2年で変色

治療回数 2~3回

見た目は白いプラスチック素材ですが、セラミックの性質と比較すると強度・耐久性が劣ります。また材質が柔らかく、すり減りやすいのも特徴です。
ただし、価格を抑えてメタルフリー処置ができるのは魅力的です。
白い歯にできますが、経年変色します。
※保険適用には国が決めた諸条件があります。

(4)金属<銀歯>

金属<銀歯>
耐久性

約7.1年

審美性

金属色

治療回数 2~3回

歯茎が黒く変色することがあります。
金属のためプラスチックよりも強度があります。保険適用のため、価格が一番安いです。

セラミック治療について

セラミック治療

セラミック治療は、「見た目を綺麗にするもの」「高価」というイメージをお持ちの方もいるようですが、セラミック治療の選択肢のひとつ、セレックは数多くの国際的な学会で『世界中の審美治療の中で最も予後の良い(長持ちする)治療法のひとつである』と報告されています。

セラミックの特性

  • 天然歯に近い質感と色味で、審美性が高い。
  • 表面がツルツルして、汚れが付着しづらい。
  • 歯とセラミックは隙間なく接着剤で化学結合するため、安定性が高い。
  • 硬くて耐久性が高い。
セラミック治療

セラミック治療に使用する接着剤

セラミック治療のメリット

  • 耐久性があり、歯を長持ちさせることが出来る治療(10年90%以上)
  • 長期的な視点から費用対効果の優れたもの
  • 身体にやさしく、身体的トラブルがないもの(金属アレルギーなど)

セラミック治療のデメリット

  • 歯ぎしりなど強い力がかかると、割れる場合があります。

セレックの特徴

セレック

セレックとは、ドイツで35年前に生まれたコンピューター制御による歯の修復物設計・制作システムです。

  • 従来の歯型の型取りではなく、3Dスキャナーでお口の中をスキャンします。
  • 条件が整えば、約1時間半で治療が終了します。
  • ソフトウェアの定期的なバージョンアップにより、世界中で蓄積された治療データを活用して常に最良のものに進化
  • 数多くの国際的な学会で『世界中の審美治療の中で最も予後の良い(長持ちする)治療法のひとつである』と報告されています。

当院におけるセレック治療

当院では患者さんの性別・年代関係なく、予後の良い治療法として、むし歯の詰め物・かぶせ物にセレック治療を行っています。院内の技工室ではセレックシステムを完備し、条件が合えば1時間半で修復物の治療を完結します。
なお、当院代表の藤本は、以前、セレック治療の第一人者である中村昇司のもと、約10年間セレック治療を行い、現在では他院歯科医師の方への技術指導に協力を行い、予後の良い治療の普及に協力しています。

セレック

院内技工室完備。セレック治療では最短1時間半で治療が完結します。

お口の型取りが苦手な方へ(3Dスキャナー)

保険診療では従来の型取りになりますが、保険診療では従来の型取りになりますが、自費診療を行う方は、セレックシステムの口腔内スキャナーを使用するため、型取りは不要です。1秒間に【回数を確認します!】15億回を超える高速コントラスト画像処理を行い患者さんのお口のデータを保存します。

セレックの口腔内スキャナー使用イメージ

セレックの口腔内スキャナー使用イメージ

歯科技工士の紹介(院内技工室・外部歯科技工士)

歯科技工士とは、歯科医師と連携して、むし歯治療などで詰め物やかぶせ物、インプラントや入れ歯などを作製・メンテナンスする医療技術専門職です。
歯科技工士の大半は歯科技工所で働きますが、当院では院内に歯科技工室があり、歯科技工士さんが当院患者さんの修復物制作を行っています。

また、外部の歯科技工士さんとも連携を行い、専門性の高い修復物にもお応えしています。

外部歯科技工士さんのウェブサイト
https://dl-schlussel.com/

治療内容でお悩みの方へ

実際に当院で治療を受けている方でお悩みの方は、歯科医師にご相談ください。わかりづらいことはご質問ください。

当然ですが、当院では無理に自費診療を勧めることは一切ありませんし、他に相談したい方がいたら是非相談してから決めてください。ご安心ください。

患者さんお一人おひとりが大切にする価値観によりそい、お一人おひとりにとってよりよい治療を行います。

私たちが治療します
私たちが治療します

歯を守る専門家チームで患者さんの健康を守ります。

サークル歯科クリニック日暮里 内観 営業時間

★ 9:00〜15:00

休診日:日、祝日

※受付時間は、診療終了時間の30分前までとなっております。

急患随時受け付け

今すぐに診てほしい方へ

柔軟に対応しております。混雑している場合はお待たせすることもございます。
ご来院いただく前に一度お電話にてお問い合わせください。

03-3806-6480

〒116-0013 東京都荒川区西日暮里2-18-2 増尾ビル3F