理事長インタビュー

コミュニケーションを大切に、信頼関係を築いていきたい

理事長 藤本智也

JR・京成・都営・都バスと多数の路線が乗り入れ、交通の要所としてにぎわう街・日暮里。

古くからの商店や住宅街といった下町らしさが残る一方で、新しいマンションも続々と建設され、若い世代にも注目を浴びているエリアです。

「サークル歯科クリニック日暮里」は日暮里駅前のバスロータリー脇、1階に薬局が入っているビルの3階にあります。

理事長を務める藤本智也先生にお話をうかがいました。

日暮里の下町らしい温かみはそのままに、これからも頼れる医院をめざして

待合室・受付

日暮里の印象はいかがですか。

これまでずっと東京駅のビジネス街で働いていたので、同じ山手線沿いとはいえ、日暮里には下町の温かい雰囲気がありますね。

住宅街でもあるので、待合室でご近所さん同士がおしゃべりされていたり、人と人とのつながりが残っている感じがします。

私自身がまだ日暮里のことをあまり知らないので、反対に患者さんにいろいろ教わっている感じです(笑)。

スタッフさんは以前からの方が多いんですね。

そうですね。長いスタッフは20年以上働いており、患者さんを赤ちゃんの時から知っている場合もあります。

以前から来られている患者さんはご年配の方が多く、治療に来ているのか雑談しに来ているのかわからないような和やかな雰囲気が待合室に流れています。

ホームページをご覧になって新しく来られる20〜30代の方も増えており、おかげさまで少しずつ地域に根ざした医院として認知されてきたのかなと感じています。

じっくり検討してもらうことで、この先の「信頼」につなげていく

治療説明・コミュニケーション

コミュニケーションを大切にされているとのことですが、具体的にはどのような点ですか。

腫れや痛みが強い急患の方にはもちろん迅速に対応しますが、基本的に治療を決める際はその場で結論を出さないようお願いしています。

むしろ「ご自宅でじっくり検討してから決めてくださいね」とお伝えするようにしています。治療の良い面も良くない面も正直にお伝えして、納得した上で選んでいただいたほうが、長い目で見た時に信頼につながると考えているからです。

オリジナルの「デンタルファイル」についても教えていただけますか。

治療ごとに60〜70種類の資料を手作りしました。料金比較表や今後の治療の流れ、デメリットなどをまとめた視覚的な資料で、患者さんにお渡ししています。

スマートフォンで検索すれば何でも調べられる時代ですが、正しくない情報も多く拡散されています。

歯科医師自らが作成した資料をお渡しすることで、ご家族とじっくり検討していただいたり、歯に興味を持っていただくきっかけになればと思っています。

各分野のプロがチームとなって、より高水準の治療を提供

チームによる治療

セレック治療については、特別な経緯があるとうかがいました。

以前10年間お世話になっていた八重洲歯科診療所の院長は、日本で初めてセレックの学位を取り、現在も大学で研究を続けておられる第一人者の先生です。

そのもとで長期の臨床研究から得られたエビデンスに触れながら、最前線で多くの経験を積むことができました。現在はメーカーさんからのご依頼で、他院の歯科医師の方への技術指導やセミナー講演も行っています。

オーダーメイド義歯についてはいかがでしょうか。

40年以上のキャリアを持つ義歯専門の技工士さんとタッグを組んで、その場で一緒に微調整しながら治療していきます。

どんなに良くできた入れ歯でも、お口まわりの筋肉とうまく連動しなければ使いこなせません。義手や義足と同じように、時間をかけて身体の一部にしていくリハビリが欠かせない治療です。

半年ほどかけてじっくり進めることで、身体にストレスがかからない義歯に仕上げていきます。

歯やお口を診るだけでなく、「人を診る」ことを大切に

笑顔で会話を楽しむ様子

歯科医師を志したきっかけを教えてください。

滋賀県出身で、祖父も父も歯科医師の家で育ちました。小さなころから手先が器用で、彫刻や絵を描いたりとものを作るのが好きでした。

また関西人なのでずっとしゃべっていたいタイプで(笑)、作ることとしゃべることが好きな子どもでした。人と話すことが好きで長くおつきあいできる仕事を探した結果、自然と歯科医師を目指す形になりました。

最後に患者さんへのメッセージをお願いします。

歯やお口の中を診るのは当然ですが、それ以上に「人を診る」ことを大切に考えています。

お一人おひとりのお悩みやご希望に寄り添いながら向き合ってまいりますので、何でもお気軽にご相談ください。これからも皆様がお食事や会話を楽しめるよう、歯科医療を通じて「幸せ」を創造するお手伝いができれば幸いです。